こんにちは!「しゃろ」(@shalo_engineer)です。みなさん、緊急事態宣言も延長され、自粛生活にも飽きてきた頃ではないでしょうか。
そんな中、コロナの影響で学校へ行けていない学生たちに向けて、9月入学制度を検討されています。
この制度について、みなさんはどう思うでしょうか??
今回は、9月入学制度に伴う僕の見解をまとめていきたいと思います。
目次
春から秋へ
入学式が春から秋に変わることで変化することをまとめます。
- 入学式の名物の桜
- 入学式の写真が学ランからカッターシャツ
- ただただ暑い
- 受験期
特に、秋入学になると、これらのことに違和感を感じるのではないでしょうか。
入学式といえば桜

入学式といえば…
春!そして桜!ですよね!
この今までの常識が、秋入学になることで変わります。なんだか切ないですね。
秋といえば…
紅葉ですね。
ですが、9月入学ではまだまだ紅葉の季節ではありません。はっきり言ってまだ
夏ですね。。。
果たして、入学式の写真は映えるのでしょうか。。
う〜ん。想像してみてください。微妙ですね。僕はそう思います。
また、入学式だけでなく卒業式も夏になります。想像しただけで。。。って感じですね。
入学式といえば学ラン
入学式といえば、男子は学ランが多いのではないでしょうか。それが、秋入学になれば全員カッターシャツです。
ほぅ。。。
集合写真がなんだか不安ですね。桜もない。学ランでもない。そして、ただただ暑そうな集合写真を想像してしまいました。。
受験期はどうなるの

問題は、受験期です。気になっている方は多いのではないでしょうか?
大学では、9月入学制度が既にあります。しかし、基本的には、留学生や帰国子女などの人が利用する制度と聞いたことがあります。
ほとんどの人が、冬に受験を突破し、春に晴れて入学します。
つまり、秋入学になることで、夏に受験がやってくる!?
もちろんこれに関してはメリットもあります。
- 雪で交通機関がダメにならない
- インフルエンザ等にかからない(問題はコロナ)
コロナに関しては、まだ先行き不安なところが多いですが、現状だと上記はメリットかと思います。
海外は秋入学が主流
世界の多くの国々、例えば、カナダ、アメリカ、イギリス、フランスなど入学は9月となっています。
最近、この話題が多いですね。賛成派の意見の人は、海外に合わせようとしているのか、「海外は秋入学が主流だから」という意見をよく耳にします。
この辺りが日本人的考え方ですよね。
社会的証明の原理
この日本人的考え方を心理学では、「社会的証明の原理」というそうですが、日本人(我々)は「みんなと一緒」が大好きなんです。
流行りに乗っかたり、勧められたものを良しとする傾向があるらしいです。内容の良し悪しを自分で判断せず、「みんながしている=良いもの」、「周りがやっているからそうする」、「海外が9月入学だから、日本もそうする」。
言葉にしたら、ハッと気付きますよね!
あ、そうかも!?って思った方は多いのではないでしょうか。
ちなみに僕も思いました笑
思ったからといって、なかなか直る物ではないですが、この考え方に囚われていると、しっかり物事を見れなくなってくると思います。
この件に関してだけではなく、常に自分で判断して決めたことなのかを考えれば人生が豊かになるのではないかと信じています。
おっと、話がそれましたので、この辺で。
9月入学制度賛成?反対?
9月入学制度に関して賛成派、反対派と議論されていますが、
おそらく反対派は、最初に「春から秋へ」でまとめた内容がほとんどでしょう。そして、賛成派は、「海外は秋入学が主流」という意見が多いでしょう。
コロナの影響で、学生はまともに授業が受けられず、困っている状況ではあります。早く、ケリをつけて入学の準備を。。。って声があることもわかります。
だからといって、9月入学制度を作り、このまま9月入学となっても良いのでしょうか。
今回の本質

今回、春に入学式ができなかったから、これを機に9月入学制度を導入(海外ではそうだから)して、これから、入学式を9月にしようって話です。
ですが、ここは日本です。海外と同じだと思っていてはいけません。
この話題が出てから、ずっと思っていたのですが、
9月。どんな時期か覚えていますか?日本人ならもちろん知っていますよね?
忘れていませんか??
そう、9月は、台風の季節です。
今回、この9月入学制度に関して、懸念事項ですよね?
忘れていませんでしたか?
9月に全国の学生が揃って入学式を終えることは可能でしょうか?
沖縄なんてずっと台風の中心にいるようなものです。こんな時期に入学式がまともにできると思いますか??
コロナで入学式ができなくて延期になった。9月に入学式をしようとしたけど、台風で延期になった。
何か改善されたのでしょうか??
僕は、9月入学に関して、反対でも賛成でもないですが、単に気になっています。何が改善されるのか。。
9月入学制度を作るためには、色々と、変えることが必要でしょう。また、9月にコロナが終息するのか分からない状態で、その労力を費やしてまで、9月入学にすることになんの意味があるのか。
この一年を空白の年にしよう
賛成派でも反対派でもない僕の意見は、「この1年間を空白の年にしよう」という意見です。
これなら、今まで通りの入学式で問題なくできます。学年の年が一つ変わるだけです。
本来、小学4年生である年ですが、小学3年生になるだけです。
では、1年の補正をどこでするのか。小学1年生で補正するのが妥当だと思います。
今年ではなくて、今年生まれた人の代と去年生まれた人の代を一緒にして補正したら良いのではないでしょうか。今は少子化であり、2年分の人が小学1年生になりますがそれまでにあと6年の猶予期間があります。
ここで体勢を整え、補正したら良いやん!!
という安易な考えですが、
コロナが終息するか分からない9月を入学月とする入学制度を整える労力を使うより、こっちの方が、日本の文化歴史を守り、今までの常識を変えることなく、スムーズに対応できるのではないかと思いました。
今回はこの辺りで。
それではまた。「しゃろ」(@shalo_engineer)でした。
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